片山兵衛 活動報告

北海道・鷹栖町議会議員 片山兵衛の活動をご報告します。

片山兵衛後援会、27年収支報告書を提出してきました

 おととい、3月29日に、上川総合振興局へ出かけてきました。
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 平成27年の後援会の収支報告書の提出のためです。
 政治団体の収支報告書は3月31日までに提出しなければならないため、期限ぎりぎり・・・。

 今回はリーフレット印刷に6310円、写真撮影に16200円、看板製作に25920円の合計48430円を使いました。次年度への繰り越しはありません。
 無事、受理されましたことを、ご報告いたします。

平成28年第1回定例会 執行方針質疑のご報告

 更新が滞っていて申し訳ありません。
 3月10日から16日までの会期で開催されました、平成28年第1回定例会のご報告をしていきたいと思います。

 まずは町政および教育行政の執行方針への私が行った質疑のまとめです。
 議事録をもとにしてはいますが、要約していますので原文のニュアンスと多少異なる部分がある可能性もありますので、ご了承ください。議事録をご覧になりたい場合は議会事務局または私にご連絡ください。

 

【町長への質疑】

Q 商工業者を対象とした勉強会の実績と今後の計画は。いままでは昼間に開催していたが、多くの方が参加できる時間帯での開催は検討しているのか。

A 多くの商工会員、事業者の方を集められるように努力する。詳細はのちほど。(予特で関連質問あり。)

 

Q 就農希望者等を農家で受け入れる際にどのようにサポートしていくのか。またトマト・きゅうり以外の新規作物(特産農産物)の考えは。

A 農家の負担にはなるが、蓄積された能力を生かして教えていただくのが1番良いと思っているので、側面的に支援をしていきたい。特産農産物に関しては関係機関と相談し進め検討していく。

 

Q 今後、改築または大規模な改修を検討している公共施設はあるのか。

A メロディホールの改修が一番大きなものになると思います。他には鷹栖小学校も改修が必要です。役場については耐震等の関係でこれから改修などの計画を立てていかなくてはならない状況だが、具体的な計画は立てていません。


Q シルバーフィットネスを高齢者に限らず、どの世代でも利用できるようにする考えは。

A 高齢者の方の体幹機能を維持するための機材なので、若い人たちに合うかどうかも含め検討したいと考えます。

 

 【教育長への質疑】

Q 鷹栖地区住民センターで当初予定していたカバードウォークをやめたのはなぜか。

A 住民センターの協議会の中で除雪の関係で大変になるという意見があり、やめた。

 

Q 冷凍パックを利用し地元産の食材を通年で利用している自治体もあるが、将来的にそのような環境づくりをする考えは。

A 今後、また検討材料になるかなと思っている。

 

Q (中学校で北海道新聞朝日新聞を定期購読しており、今後授業への活用も検討しているという話が出たのを受け)その2紙だけでなく、いろいろな新聞の意見を比べてみることも必要ではないか。

A まだ授業で使っているわけではないので、いまはまず新聞をみて話題にしてもらいたい。

 

Q 鷹栖高校の倍率が1以下になってしまったが、この原因と今後の対策は。また鷹栖中学校からの進学は1名という状況だが、地元の中学生にとって魅力ある高校となるためには何が足りないと考えるか。

A 昨年度の倍率が高かったため、他の学校に移ったのではないかと考えています。
 介護教育、クラス内少人数教育の実施などの施策があります。入学準備金を含め、各中学校へのPRをさらに強化し、魅力ある高校へつなげる努力をしていきます。

 

Q (他の議員の質問に対しての「英語教育をすすめるため、朝読書の時間を英語に親しむ時間にしていく」という答弁に関して)英語に親しむ時間にすることは、読書活動の推進という面からみると後退にならないか。

A 朝読書以外にも昼の読書もあるので、そちらに振り代える形になるのではないか。学校とも十分打ち合わせをしながら進めていきたい。

 

Q (28年度策定に向け検討していくという)読書活動推進計画とは何を定めるものなのか。年間の貸し出し冊数や利用人数の目標も盛り込まれるのか。

A 読書活動推進計画は貸し出しや各年代における図書の必要性など、目標年度を定め、いろいろな形ですすめていきたいと考えている。


Q 鷹栖地区住民センターの図書室に3万冊の本を揃える根拠は。

A 人口規模が近い当麻町を参考に、読書環境協議会での検討し設定した。鷹栖地区住民センターの図書室が出来たら、その内容をみながら読書活動推進計画も作っていきたい。

Q 3万冊(北野も合わせると4万冊)というのは町民1人あたりの冊数をみると管内では少ない部類の中途半端なものであり、旭川市が近いことを考えれば2億円もの費用をかけて(鷹栖地区住民センターの建設費約10億円を面積で割ると図書室部分は約2億円となる)図書室を整備する必要があるのか疑問。コンパクトな図書室にして、その分、長期的に蔵書新鮮度を高く保つなど柔軟な変更も必要ではないか。

A 蔵書についても子供から大人まで、どのような図書室にしていくかという中でこれから検討を加えていかなければいけないと考えています。いずれにしてもできる限り、町民のみなさんの意向に沿った形に持っていきたい。

10日、11日に定例会があります。

 前回の定例会のご報告以降、すっかり更新がとまっていました。申し訳ありません。
 さて、明日12月10日から平成27年度第四回定例会が鷹栖町役場3階議場で開催されます。
 予定されている内容は次のようになっています。

10日 10:00開会
一般質問(議員から行政への質問)
1.植西辰義議員
 TPPの影響と対策は(町長)
2.日下義朗議員
 ①指導主事制度導入の成果と課題(教育長)
 ②教科書採択の改善点と結果(教育長)
 ③点検・評価の改善について(教育長)
3.大石隆議員
 ①子育て支援策のさらなる拡充について(町長)
 ②生活困窮者自立支援制度への取り組みについて(町長;
4.青野敏議員
 パレットヒルズ構想について(町長)
5.片山兵衛議員
 鷹栖町「まち・ひと・しごと」創生総合戦略
 特に地場産品,地域特産品ブランドに関して(町長)

11日9:30開会
議案について
 条例改正
 平成27年度補正予算
 その他

 私は今回も一般質問させていただきます。内容としては「特産品」をどのように作り上げていくのかというもので、町でも総合戦略の中で「平成31年度までに地域特産品ブランドを5品目確立する」という目標を掲げています。今回の質問ではどうなれば特産品といえるのかという前提からそのために町としてはどのような関わり方をしていくのかということについて確認したいと思っています。

 なお1日目の9時10分からは議場コンサートとして、隆盛会・朝倉子供民謡会のみなさんが出演されます。どうぞお気軽に議場に足をお運びください。

 定例会の内容については改めてご報告させていただきます。

ごみの山を子供たちに残さないために~9月定例会一般質問まとめ~

 9月14日から17日にかけて9月定例会が開催されました。
 1日目には一般質問が行われ、私は6番目に質問しましたので、内容をお伝えします。

 質問と答弁を簡単にまとめると次の通り。

最終処分場や生ごみ堆肥化施設は抜本的な検討が必要では?
今後のあり方について検討が必要

●生ごみバケツ更新時、家庭用生ごみ処理機、事業者用生ごみ処理機への助成の考えは?
→生ごみバケツ更新には助成しない、家庭用生ごみ処理機は検討する事業者用は将来的に検討が必要

●町民の方への啓発活動は?
→北野小で体験学習、町民対象の見学会の他、広報で分別についてのコーナーを掲載

●戸別収集の考えは?
→検討の余地はある。

スプレー缶の穴あけ不要回収については?
→環境審議会と協議し、早急にすすめたい

 

  少し詳しくまとめると次のようなやりとりになります。

● 一般廃棄物最終処理場は、このままでは4年足らずで満杯ということになる。

町では不燃ごみの収集回数を減らし、ごみ有料化をするなどし、不燃ごみの排出を抑制しようと試みている。
 しかし、抜本的な対策にはなっていないのではないか。
 現在のごみ区分では、ビニール類、革、ゴム類、プラスティック類、ペット砂類は不燃ごみだが、可燃ごみとして処理している施設もある。ごみ区分を見直すなどし、これらを可燃ごみとして処理することは不燃ごみの減量につながるのでは。

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(上の写真が昨年7月の一般廃棄物最終処分場、下が今年9月の様子。一見、上の方がごみがたくさんあるように見えますが、まわりの囲いとの位置関係などを見るとこの1年でかなり盛り上がっていることがわかります。)

 

→ ご指摘のように本町の最終処分場はこのままでは計画より早く満杯になる見込みです。そのため、環境審議会に諮問し、10月1日から燃やせないごみを有料化する。これを機に、町民と事業者の環境意識をさらに高め、3Rの徹底によるごみの排出抑制を図る。

 また、ごみ処理については「地元のごみは地元で処理すること」が大前提だが、ダイオキシンの問題発生以後、可燃物について広域処理が可能となった。そのため、課題を整理するためには、広域連携を含めた抜本的な検討が必要と考え、担当部署で現在、方向性を検討するよう指示している。

● いつまでを目途にという目標は。ごみ処理の基本計画の見直しの年である28年度中にある程度の方向が出せないか。

→ 受け入れ側の組織体とも十分協議をしていかなくてはならないため、目標年度はここでは提示できないが、スピード感を持って先手先手で考えて答えを導き出していきたいと考えている。


● 1億4千万円程の建設費をかけ、平成20年4月に稼動させた生ごみ堆肥化施設は、焼却・埋め立てするしかなかった生ごみを資源化するという循環型のごみ処理法は理論的には素晴らしいものだが、運営費は計画時に比べほぼ倍増、堆肥の生産量は計画時の半分にも満たないという状態が今日まで続いている。この問題に今後どのように対応するのか。

→ 循環型社会形成の推進のため、また堆肥も大変好評を得ていることから、今後も継続していきたい。
 ただ、機械設備の劣化に伴う更新も今後多くなると思われるので、将来の方向性を検討しなければならないと考えている。


● 5年の耐用年数が過ぎている生ごみ回収バケツの更新時の助成は。

→ 堆肥化施設導入時の普及のための助成であり、昨年度の購入実績を見ても6割以上の方が助成券無しで購入されているので、更新時の助成は現在考えていません。


● 家庭用コンポストの使用を推奨しているが、自己処理をすすめるために室内用の電動生ごみ処理機の助成も復活させては。

→ 家庭からの生ごみ自体の発生量を抑制していただくことは大変良いことと考えるので、電動生ごみ処理機の助成については環境審議会に諮りたいと考えている。

 

事業生ごみについても、自己処理できるよう助成の普及を考えられないか。

→ 企業誘致のための奨励策の一面もあり、現時点では、自己処理対応について考えていません。将来的には、堆肥化施設の今後のあり方と合わせて検討が必要と考えています。


● ごみの直接排出者である町民の方への啓発活動はどのような形で実施され、どのような成果を上げているか。

→ 北野小学校の児童が資源分別の体験学習をしており、町民対象のごみ処理施設の見学会についても年数件実績がある。また「広報たかす」に毎号ごみの分別のQ&Aを掲載し、啓発活動に努めている。今後もごみ減量に向けての周知広報活動を積極的に取り組みたいと考えている。
見学については町民課の担当におっしゃっていただければ、その都度対応します。

 

● 高齢者、障害者など排出困難者世帯に向けた対応として戸別収集は3年前から検討課題になっているが、どうなっているか。

→ これから検討の余地はあると考えている。また健康福祉課に26年4月から生活福祉相談センターという何でも相談を受け付ける窓口も設置しているので、そちらに相談いただければ解決の糸口が見出せると思います。

 

● スプレー缶の穴あけ不要回収についての考えは。

→ 環境審議会とも意見を交換し、安全性を最優先し、ごみ収集の現場対応などの可能性も含めながら早急に進めて行きたいと考えている。

 ということで、抜本的な検討は町としても必要と考えているようですが、いつまでに方向性を出すのかという目標年度は聞き出せませんでした。
 また生ごみバケツ更新時の助成も必要と考えましたが、これについては検討しないとのこと。しかし生ごみ処理機については検討されるようです。
 8月25日の道新ではスプレー缶穴あけについて今後も今まで通り要求していくと の報道がされましたが、これについても検討が必要と考えているようです。

 なお一般質問の原稿全文については以下のリンク先に掲載しています。

sites.google.com

 

 

 

 

 

老人会60周年記念式典・第43回長生き感謝祭に参加してきました

 昨日、9月15日は「老人の日」。
 道内でも各地でお祝いのイベントが開かれましたが、鷹栖町では老人会のみなさんが、「長生きしていることに感謝し、恩返しを」ということでみんなを招待するという「長生き感謝祭」がたかすメロディーホールで開催。
 鷹栖町議会は定例会中ですが、この日は休会。みんなで参列してきました。

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 今回はその前に鷹栖町老人会設立60周年記念式典も開催。
 昭和31年に設立以来、「定期健康診断の実施と往診料の免除」「養老年金制度の実施」などを村議会に請願、32年には年金支給を道議会に請願するなど、先駆的な活動を行ってきたそうです。

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 長生き感謝祭では芸能発表もあり、会場は盛り上がりました。

 60周年をむかえた鷹栖町老人会ですがますます発展されることを願っています!

明日から鷹栖町議会定例会がはじまります

 こんにちは。
 今日は早めに仕事を終わらせて、明日からの定例会に向けての勉強の総仕上げをしているところです。
 鷹栖町議会の定例会は3月、6月、9月、12月の年4回あり、今回の9月定例会は26年度の決算審査などボリュームがある内容となっています。

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 今回は14日(月)~17日(木)で15日(火)は休会。
 それぞれ午前9時30分から、役場3階議場で開会します。

 1日目の明日は一般質問。
 議員から行政に対して質問が行われます。

1.中村公憲議員
 ホークス友好の句碑のある句碑の森の整備は(町長・教育長)
2.日下義朗議員
 ①防犯環境の充実(町長)
 ②集金代行に苦慮する町内会の課題(町長)
3.木下忠行議員
 大雨災害に対する今後の対策は(町長)
4.大石隆議員
 ①危険な空き家への是正強化について(町長)
 ②鷹栖地区住民センター改築に太陽光発電の活用を(町長)
5.青野敏議員
 ①マイナンバー制度について(町長)
 ②空き家等に関する施策について(町長)
6.片山兵衛議員
 ごみの山を子供たちに残さないために(町長)

 通告順に質問しますが、私は今回最後。
 何時くらいになるかはちょっとわかりませんが(午後の部が13時30分からなので・・・14時30分から15時の間くらいから・・・?)、ごみ問題について、いろいろ質問します。

 その他の議案については以下の通り。

▼平成27年度補正予算
▼平成26年度決算認定
▼国等に提出する意見書採択
▼議会提出案件
▼その他

  マイナンバー制に関わり、個人情報保護条例の審議などもあります。
 決算審査では昨年度、どのように町のお金が使われたのかを確認します。

 議会はどなたでも傍聴できますので、お時間のある方はぜひ傍聴にいらしてください!

大雨の被害状況の所管事務調査

 9月2日(水)に私の所属する経済福祉常任委員会があり、その後、先日の「地域を語ろう会」でぜひみてほしいと要望があった7月31日・8月1日の大雨により被害状況を委員会全員で確認に行きました。

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 「語ろう会」では毎年、同じように被害に遭うという方がいらっしゃいましたが、思ってた以上に大きな被害でした。

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 こちらは水があふれてブロックが崩れています。
 こんな場所が何か所もありました。
 
 ひとつの川でも国の管理する部分、道の管理する部分、そして町の管理する部分に分かれていて、町が単独で工事をするのは難しいとのことでしたが、集中豪雨が珍しくなくなった今ではなんとか水害が起きないような対策が必要です。

 また8月15日(土)には、インターネット無線電波アンテナの無線局2か所に直接落雷し不通となった世帯があったようです。
 こちらについても雷が直撃しないような対策を求めていきます。