札幌国保会館で国民健康保険運営協議会会長研修会
10月25日に札幌の国保会館で国民健康保険運営協議会会長研修会がありました。
この日は晴れていたので、ちょっと健康のことも考えて、会場まで歩いてみました。札幌駅から30分くらいの場所にあります。
13時30分からの研修会。
表彰式や来賓のあいさつのあと、講演がありました。
最初は北海道教育大学名誉教授の笹谷春美氏による「フィンランドの高齢者ケアの理念と仕組みから学ぶ」という講演。
「ケアの第一義責任は家族と女性にある、とする価値観とそれを前提とするケア政策の見直しが必要」という趣旨で、男女平等と高齢者ケアがすすんでいるフィンランドの政策の紹介がされました。
その後、平成30年度の国民健康保険制度改正に関する講演が2本ありました。
予定していた16時30分を30分ほど延長し、内容の濃い研修会となりました。
経済福祉常任委員会の道内所管事務調査レポート
10月13日(木)~14日(金)に経済福祉常任委員会で道内所管事務調査がありました。
JGAPの認定を受けながら多品目大量生産を行っている農園で、農産物や加工品だけでなく、収穫やそば打ちなどの体験もでき、総合的に農業で「感動」してもらう取り組みを続けています。
年間を通じて生産を続けていて、水耕栽培の様子も見学させてもらいました。
2日目は午前中に長沼市のグリーン・ツーリズム特区についての視察。
市役所を訪問する前に道の駅の直売所の様子をみましたが、朝から多くのお客さんでにぎわっていました。
特区認定により、旅館業の認定を取りやすくなっており、これにより修学旅行生などを受け入れています。年間3000人くらいの利用があるとのことですが、高齢化により受け入れ可能な農家が減っているという現実も。対応策としては広域化や受け入れ先の拡大なども検討しているとのことでした。
「克冬制夏」を目標に掲げ、マンゴーの栽培や赤毛牛の生産を行っていますが、新規就農者育成に関しては、現在休止状態とのこと。
これ以上は考えられないくらいの好条件でもなかなかうまくいかないとのことで、新規就農者支援の難しさを改めて実感しました。
調査については今後議会でも委員会として報告される予定です。
読まれる議会報とは!?全道議会広報研修会がありました!
昨日から「地域を語ろう会」がはじまりましたが、その前日8月23日(火)には全道議会広報研修会がありました。
会場はポールスター札幌。
全道の町村から議会広報に関わる議員が集まります。
講師は議会広報サポーターの芳野政明氏。
前半は講義があり、昼食をはさんで後半は事前に提出された実際の紙面をみながらのクリニック。
今回の研修では参加した議員それぞれがひとつずつ次からの議会報に活かしたいことを持ち帰るという目標を立てました。
私としては、現状で質問は常体、答弁は敬体となっているのはやはり不自然なので直したいということと、事前にレイアウトをもっと検討していく必要を感じました。
クリニックでは今回は先着10紙に入ることができませんでしたが、他の町村の議会報のよいところ、直した方がよいところのアドバイスを聞きながら学んできました。
議会報のコンクールもあるので、将来的にはそちらへの応募を目指しながら、よりよい議会報を目指して頑張りたいと思います!
質問力を高め議会力に活かす!美深町での議員政策力フォーラムに参加!
7月25日(月)、26日(火)と美深町で開催された「議員政策力フォーラム 質問力を高め議会力に活かす」という研修に参加してきました。
会場は美深町文化会館COM100。25日は美深のお祭りということもあり、通りににぎわいを感じながら会場に到着。
講師は龍谷大学政策学部政策学科教授の土山希美枝先生。
最初に「しあわせづくり講演会」の題で「政策」とはなにか、議会はそこにどのように関わっていくのかを説明されました。休憩をはさみ「質問力を高める 議会力に活かす」という講義に移り、一般質問はどのように組み立てていけばよいのか、よい一般質問とはどんなものかを説明。
その後、この講義を受けてワールドカフェ方式で意見交換を行いました。道内各地から12名の議員が参加、議会のルールなどについても市町村によって全然違う部分があることに改めて驚かされました。
2日目はいよいよ参加者それぞれの実際の一般質問について、グループに分かれて検討していきます。「不十分あるいは未消化であったと感じる一般質問」を素材にするとのことで、私は平成26年12月定例会での「『オオカミの桃』に『鷹栖町』の表記を」という質問を提出。(このときの議会報はこちら)
議事録も読まれるのはなかなか恥ずかしいものがありますが、それを言っていると成長できないので、ここは我慢! 案の定「本筋と関係ないところにこだわりすぎ」「どうしたいのかもっと明確に」などさまざまな意見をもらいました。
アドバイザーには行政職員の方もいらしており、行政の立場からどういう質問にするとよくなるのかも聞くことができました。
他の方の一般質問については気づいたことを言う立場でしたが、ここでも質問者がどのような意図で発言したのかを聞くことができたり、学ぶことはいろいろありました。
最後はそれぞれのグループで出た意見について発表し、それら全体をふまえて土山先生がまとめて修了となりました。
まだ消化しきれてはいませんが、なかなか体験できない貴重な勉強の場でした。学んだことを次の定例会での一般質問からさっそく活かしていけるようにしたいと思っています。
札幌コンベンションセンターでの北海道町村議会議員研修会に参加してきました(2016.7.5)
すっかり更新が久々になってしまいました。前回の更新のあと、定例会があり、現在は広報広聴委員会で議会報の編集作業中です。
さて、先週、7月5日火曜日に札幌コンベンションセンターで北海道町村議会銀研修会が開催されましたので、ご報告。
鷹栖町を9時に出て、バスで移動、研修会はお昼からです。
最初は「ひと動かし、まちを動かす」という題名で、立正大学客員教授の高野誠鮮氏の講演。「ローマ法王に米を食べさせた男」として有名な方。
①できない理由を考えない ②条件を外に出さない ③原因をリサーチする ④Proactive Coping ⑤駄目もとで、とにかくやってみる という思考の方向性の大切さを実際の事例に基づき説明されました。まちづくりだけでなく商工業にもあてはまるお話しで、とても興味深く、そしていろいろやってみようと勇気づけられる内容でした。
休憩をはさみ、後半は東京新聞・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏の「日本の行方~政局・政治展望」。世界の状況から日本の今後を考えていくという内容で、「たかじんのそこまで言って委員会」でもおなじみの歯切れのよさで、いろいろなことを明快に説明されていました。
聞いて終わりにするのではなく、今後の活動に活かせるようしっかり復習しておきたいと思います。
6月14日・15日は定例会!通告書を提出してきました!
先週金曜日は一般質問通告書の締め切り日ということで、今回も通告書を提出してきました。
今回の質問は「鷹栖の歴史、民俗、文化をどう継承するのか」とタイトルで町史や郷土資料館のあり方についてです。
内容についてはまた詳しくお知らせしますが、今度の定例会は来週14日(火)と15日(水)となっています。ご都合のつく方はぜひ傍聴にいらしてください。
平成28年第1回定例会 予算審査特別委員会での質問と答弁
Q.ごみ処理体験事業の5名はいっぺんに実施するのか、随時実施いていくのか。
将来的に学校単位で行っていくことも考えているのか。
A.随時実施していく。学校での実施はまだ検討していないが、この体験が有意義ということになれば今後検討していく余地がある。
Q.生ご堆肥化施設は今後大きな修繕は必要になってくるのか。(28年度は修繕費として20万円計上。)
A.職員が修繕できるものはしているが、経年劣化しているため、どうしても増えてくると予想される。
Q.商工業者を対象とした勉強会の内容は。
A.11月5日から全6回開催。北海道総合支援拠点に協力いただき、商品づくりの考え方や助成制度、その他の制度やネット販売や食品表示のルールなどについて開催した。
Q.28年度に公共施設等総合管理計画が立てられるが、この計画を立てるまではいつ頃、どれくらいのお金がかかるかわからない。(鷹栖地区住民センター改築のような)大きなお金のかかることは、この計画を立ててから考えるのが妥当ではないか。
A.町の総合計画が基本にあり、鷹栖地区住民センターの改築はこれに基づいて計画を立てています。
Q.新しい鷹栖地区住民センターの実施設計委託費(4000万円)について、15億円ともいわれる建設費を圧縮するため、実施設計の段階で面積を変更したりする考えは。
A.予定通り2000平米で進めていきたい。
Q.パレットヒルズのパークゴルフ場は事業計画書では27年度には2万4000名の利用で約700万円の収入を目指すとのことだったが、利用者数。利用料、町内の利用割合の実績は。丸山パークゴルフ場についても参考に。
また指定管理の期間を3年から5年にした理由は。
A.パレットヒルズパークゴルフ場 25年度 1万871名、26年度 1万2900名、27年度 1万7825名。丸山パークゴルフ場 24年 4万655名(1047万3900円)、25年3万9159名(1010万3100円)、26年 3万9272名(1019万2800円)。町内外の内訳は押さえていない。
パレットヒルズについては家族の場を作ろうということで進めており、管理棟なども整備していくが、そういった観点から長期的に運営等を考えていく必要があり5年間とした。
Q.28年度10月から町営バスの運行体制が大きく変わるのにあたり、事前に住民に対する説明はされるとのことだが、体制が変わったあとに住民の意見を聞き取る場も必要ではないか。
A.積極的に聞き取りしていく。
以上のやりとりを経て、予算審査特別委員会での審議を承認するかどうかの議決となりました。
私は鷹栖地区住民センター、北野地区高齢者向け住宅、パレットヒルズについて充分な議論をしたと言えないまま、多額の費用を使うことを決定することはできないため反対しました。結果は反対2、賛成多数で可決されてしまいました。
残念ですが、今後の動きにもしっかり注目していきたいと考えています。