経済福祉常任委員会の道内所管事務調査レポート
10月13日(木)~14日(金)に経済福祉常任委員会で道内所管事務調査がありました。
JGAPの認定を受けながら多品目大量生産を行っている農園で、農産物や加工品だけでなく、収穫やそば打ちなどの体験もでき、総合的に農業で「感動」してもらう取り組みを続けています。
年間を通じて生産を続けていて、水耕栽培の様子も見学させてもらいました。
2日目は午前中に長沼市のグリーン・ツーリズム特区についての視察。
市役所を訪問する前に道の駅の直売所の様子をみましたが、朝から多くのお客さんでにぎわっていました。
特区認定により、旅館業の認定を取りやすくなっており、これにより修学旅行生などを受け入れています。年間3000人くらいの利用があるとのことですが、高齢化により受け入れ可能な農家が減っているという現実も。対応策としては広域化や受け入れ先の拡大なども検討しているとのことでした。
「克冬制夏」を目標に掲げ、マンゴーの栽培や赤毛牛の生産を行っていますが、新規就農者育成に関しては、現在休止状態とのこと。
これ以上は考えられないくらいの好条件でもなかなかうまくいかないとのことで、新規就農者支援の難しさを改めて実感しました。
調査については今後議会でも委員会として報告される予定です。