当麻町で上川管内町村議会議員研修会がありました
2018年10月23日の上川管内町村議会議員研修会では、当麻町公民館「まとまーる」で講演を聞いてきました!
1つ目の講演は豆腐をアメリカで広め「ミスタートーフ」「豆腐バカ」と呼ばれる雲田康夫氏。
アメリカ人の一番嫌いな食べ物だった豆腐の人気が出るまでのエピソードを通じて、地産地消ではなく世界に目を向け一歩前に出る勇気を持つことや、発想の転換の大切さを熱弁されました。
日本の食品にはよいものが多く、いまだに埋もれているものもあるはず。それらを見出し、後押しすることが政治の役割ではないかとも。
さらに一番大切なことはどれだけ情熱をもてるか(=情熱偏差値)という話は、実体験が元になっているため非常に説得力がありました。
雲田氏が手がける豆腐やシラタキが健康によい、というように商品にはコンセプトが重要という話も含め、食品以外にも通じると感じました。
2つ目の講演は北海道物産展で国内トップの売り上げを誇る山形屋のカリスマバイヤー日高博昭氏。
どのようにしてお客さんの期待を上回るような物産展を作り上げているのかの説明を通じ、北海道の食べ物の素晴らしさを再認識させてくれるようなお話でした。
流通に乗せるには数も必要、ある程度の規模の第三者が認証することでブランドになるというのは、これからの地域ブランドを考える上で避けられない考え方だと感じました。
山形屋ではテレビを通じて買い付けの様子を伝えている例から、安易に芸能人を起用するのではなく現場の苦労を伝えることが売り上げにつながるというお話もあり、情報発信のあり方について考えさせられました。