片山兵衛 活動報告

北海道・鷹栖町議会議員 片山兵衛の活動をご報告します。

読まれる議会報とは!?全道議会広報研修会がありました!

 昨日から「地域を語ろう会」がはじまりましたが、その前日8月23日(火)には全道議会広報研修会がありました。

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 会場はポールスター札幌。
 全道の町村から議会広報に関わる議員が集まります。

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 講師は議会広報サポーターの芳野政明氏。

 前半は講義があり、昼食をはさんで後半は事前に提出された実際の紙面をみながらのクリニック。

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 今回の研修では参加した議員それぞれがひとつずつ次からの議会報に活かしたいことを持ち帰るという目標を立てました。
 私としては、現状で質問は常体、答弁は敬体となっているのはやはり不自然なので直したいということと、事前にレイアウトをもっと検討していく必要を感じました。

 クリニックでは今回は先着10紙に入ることができませんでしたが、他の町村の議会報のよいところ、直した方がよいところのアドバイスを聞きながら学んできました。

 議会報のコンクールもあるので、将来的にはそちらへの応募を目指しながら、よりよい議会報を目指して頑張りたいと思います!

質問力を高め議会力に活かす!美深町での議員政策力フォーラムに参加!

 7月25日(月)、26日(火)と美深町で開催された「議員政策力フォーラム 質問力を高め議会力に活かす」という研修に参加してきました。

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 会場は美深町文化会館COM100。25日は美深のお祭りということもあり、通りににぎわいを感じながら会場に到着。

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 講師は龍谷大学政策学部政策学科教授の土山希美枝先生。
 最初に「しあわせづくり講演会」の題で「政策」とはなにか、議会はそこにどのように関わっていくのかを説明されました。休憩をはさみ「質問力を高める 議会力に活かす」という講義に移り、一般質問はどのように組み立てていけばよいのか、よい一般質問とはどんなものかを説明。
 その後、この講義を受けてワールドカフェ方式で意見交換を行いました。道内各地から12名の議員が参加、議会のルールなどについても市町村によって全然違う部分があることに改めて驚かされました。

 

 2日目はいよいよ参加者それぞれの実際の一般質問について、グループに分かれて検討していきます。「不十分あるいは未消化であったと感じる一般質問」を素材にするとのことで、私は平成26年12月定例会での「『オオカミの桃』に『鷹栖町』の表記を」という質問を提出。(このときの議会報はこちら

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 議事録も読まれるのはなかなか恥ずかしいものがありますが、それを言っていると成長できないので、ここは我慢! 案の定「本筋と関係ないところにこだわりすぎ」「どうしたいのかもっと明確に」などさまざまな意見をもらいました。
 アドバイザーには行政職員の方もいらしており、行政の立場からどういう質問にするとよくなるのかも聞くことができました。

 他の方の一般質問については気づいたことを言う立場でしたが、ここでも質問者がどのような意図で発言したのかを聞くことができたり、学ぶことはいろいろありました。

 

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 最後はそれぞれのグループで出た意見について発表し、それら全体をふまえて土山先生がまとめて修了となりました。

 まだ消化しきれてはいませんが、なかなか体験できない貴重な勉強の場でした。学んだことを次の定例会での一般質問からさっそく活かしていけるようにしたいと思っています。

札幌コンベンションセンターでの北海道町村議会議員研修会に参加してきました(2016.7.5)

 すっかり更新が久々になってしまいました。前回の更新のあと、定例会があり、現在は広報広聴委員会で議会報の編集作業中です。

 さて、先週、7月5日火曜日に札幌コンベンションセンターで北海道町村議会銀研修会が開催されましたので、ご報告。
 鷹栖町を9時に出て、バスで移動、研修会はお昼からです。

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 最初は「ひと動かし、まちを動かす」という題名で、立正大学客員教授高野誠鮮氏の講演。「ローマ法王に米を食べさせた男」として有名な方。
 ①できない理由を考えない ②条件を外に出さない ③原因をリサーチする ④Proactive Coping ⑤駄目もとで、とにかくやってみる という思考の方向性の大切さを実際の事例に基づき説明されました。まちづくりだけでなく商工業にもあてはまるお話しで、とても興味深く、そしていろいろやってみようと勇気づけられる内容でした。

 

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 休憩をはさみ、後半は東京新聞中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏の「日本の行方~政局・政治展望」。世界の状況から日本の今後を考えていくという内容で、「たかじんのそこまで言って委員会」でもおなじみの歯切れのよさで、いろいろなことを明快に説明されていました。

 聞いて終わりにするのではなく、今後の活動に活かせるようしっかり復習しておきたいと思います。

6月14日・15日は定例会!通告書を提出してきました!

 

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 先週金曜日は一般質問通告書の締め切り日ということで、今回も通告書を提出してきました。
 今回の質問は「鷹栖の歴史、民俗、文化をどう継承するのか」とタイトルで町史や郷土資料館のあり方についてです。

 内容についてはまた詳しくお知らせしますが、今度の定例会は来週14日(火)と15日(水)となっています。ご都合のつく方はぜひ傍聴にいらしてください。

平成28年第1回定例会 予算審査特別委員会での質問と答弁

Q.ごみ処理体験事業の5名はいっぺんに実施するのか、随時実施いていくのか。
将来的に学校単位で行っていくことも考えているのか。
A.随時実施していく。学校での実施はまだ検討していないが、この体験が有意義ということになれば今後検討していく余地がある。

Q.生ご堆肥化施設は今後大きな修繕は必要になってくるのか。(28年度は修繕費として20万円計上。)

A.職員が修繕できるものはしているが、経年劣化しているため、どうしても増えてくると予想される。

 

Q.商工業者を対象とした勉強会の内容は。
A.11月5日から全6回開催。北海道総合支援拠点に協力いただき、商品づくりの考え方や助成制度、その他の制度やネット販売や食品表示のルールなどについて開催した。

 

Q.28年度に公共施設等総合管理計画が立てられるが、この計画を立てるまではいつ頃、どれくらいのお金がかかるかわからない。(鷹栖地区住民センター改築のような)大きなお金のかかることは、この計画を立ててから考えるのが妥当ではないか。
A.町の総合計画が基本にあり、鷹栖地区住民センターの改築はこれに基づいて計画を立てています。

Q.新しい鷹栖地区住民センターの実施設計委託費(4000万円)について、15億円ともいわれる建設費を圧縮するため、実施設計の段階で面積を変更したりする考えは。
A.予定通り2000平米で進めていきたい。

 

Q.パレットヒルズのパークゴルフ場は事業計画書では27年度には2万4000名の利用で約700万円の収入を目指すとのことだったが、利用者数。利用料、町内の利用割合の実績は。丸山パークゴルフ場についても参考に。
 また指定管理の期間を3年から5年にした理由は。
A.パレットヒルズパークゴルフ場 25年度 1万871名、26年度 1万2900名、27年度 1万7825名。丸山パークゴルフ場 24年 4万655名(1047万3900円)、25年3万9159名(1010万3100円)、26年 3万9272名(1019万2800円)。町内外の内訳は押さえていない。
 パレットヒルズについては家族の場を作ろうということで進めており、管理棟なども整備していくが、そういった観点から長期的に運営等を考えていく必要があり5年間とした。

 

Q.28年度10月から町営バスの運行体制が大きく変わるのにあたり、事前に住民に対する説明はされるとのことだが、体制が変わったあとに住民の意見を聞き取る場も必要ではないか。
A.積極的に聞き取りしていく。

 

 以上のやりとりを経て、予算審査特別委員会での審議を承認するかどうかの議決となりました。
 私は鷹栖地区住民センター、北野地区高齢者向け住宅、パレットヒルズについて充分な議論をしたと言えないまま、多額の費用を使うことを決定することはできないため反対しました。結果は反対2、賛成多数で可決されてしまいました。 

 残念ですが、今後の動きにもしっかり注目していきたいと考えています。

片山兵衛後援会、27年収支報告書を提出してきました

 おととい、3月29日に、上川総合振興局へ出かけてきました。
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 平成27年の後援会の収支報告書の提出のためです。
 政治団体の収支報告書は3月31日までに提出しなければならないため、期限ぎりぎり・・・。

 今回はリーフレット印刷に6310円、写真撮影に16200円、看板製作に25920円の合計48430円を使いました。次年度への繰り越しはありません。
 無事、受理されましたことを、ご報告いたします。

平成28年第1回定例会 執行方針質疑のご報告

 更新が滞っていて申し訳ありません。
 3月10日から16日までの会期で開催されました、平成28年第1回定例会のご報告をしていきたいと思います。

 まずは町政および教育行政の執行方針への私が行った質疑のまとめです。
 議事録をもとにしてはいますが、要約していますので原文のニュアンスと多少異なる部分がある可能性もありますので、ご了承ください。議事録をご覧になりたい場合は議会事務局または私にご連絡ください。

 

【町長への質疑】

Q 商工業者を対象とした勉強会の実績と今後の計画は。いままでは昼間に開催していたが、多くの方が参加できる時間帯での開催は検討しているのか。

A 多くの商工会員、事業者の方を集められるように努力する。詳細はのちほど。(予特で関連質問あり。)

 

Q 就農希望者等を農家で受け入れる際にどのようにサポートしていくのか。またトマト・きゅうり以外の新規作物(特産農産物)の考えは。

A 農家の負担にはなるが、蓄積された能力を生かして教えていただくのが1番良いと思っているので、側面的に支援をしていきたい。特産農産物に関しては関係機関と相談し進め検討していく。

 

Q 今後、改築または大規模な改修を検討している公共施設はあるのか。

A メロディホールの改修が一番大きなものになると思います。他には鷹栖小学校も改修が必要です。役場については耐震等の関係でこれから改修などの計画を立てていかなくてはならない状況だが、具体的な計画は立てていません。


Q シルバーフィットネスを高齢者に限らず、どの世代でも利用できるようにする考えは。

A 高齢者の方の体幹機能を維持するための機材なので、若い人たちに合うかどうかも含め検討したいと考えます。

 

 【教育長への質疑】

Q 鷹栖地区住民センターで当初予定していたカバードウォークをやめたのはなぜか。

A 住民センターの協議会の中で除雪の関係で大変になるという意見があり、やめた。

 

Q 冷凍パックを利用し地元産の食材を通年で利用している自治体もあるが、将来的にそのような環境づくりをする考えは。

A 今後、また検討材料になるかなと思っている。

 

Q (中学校で北海道新聞朝日新聞を定期購読しており、今後授業への活用も検討しているという話が出たのを受け)その2紙だけでなく、いろいろな新聞の意見を比べてみることも必要ではないか。

A まだ授業で使っているわけではないので、いまはまず新聞をみて話題にしてもらいたい。

 

Q 鷹栖高校の倍率が1以下になってしまったが、この原因と今後の対策は。また鷹栖中学校からの進学は1名という状況だが、地元の中学生にとって魅力ある高校となるためには何が足りないと考えるか。

A 昨年度の倍率が高かったため、他の学校に移ったのではないかと考えています。
 介護教育、クラス内少人数教育の実施などの施策があります。入学準備金を含め、各中学校へのPRをさらに強化し、魅力ある高校へつなげる努力をしていきます。

 

Q (他の議員の質問に対しての「英語教育をすすめるため、朝読書の時間を英語に親しむ時間にしていく」という答弁に関して)英語に親しむ時間にすることは、読書活動の推進という面からみると後退にならないか。

A 朝読書以外にも昼の読書もあるので、そちらに振り代える形になるのではないか。学校とも十分打ち合わせをしながら進めていきたい。

 

Q (28年度策定に向け検討していくという)読書活動推進計画とは何を定めるものなのか。年間の貸し出し冊数や利用人数の目標も盛り込まれるのか。

A 読書活動推進計画は貸し出しや各年代における図書の必要性など、目標年度を定め、いろいろな形ですすめていきたいと考えている。


Q 鷹栖地区住民センターの図書室に3万冊の本を揃える根拠は。

A 人口規模が近い当麻町を参考に、読書環境協議会での検討し設定した。鷹栖地区住民センターの図書室が出来たら、その内容をみながら読書活動推進計画も作っていきたい。

Q 3万冊(北野も合わせると4万冊)というのは町民1人あたりの冊数をみると管内では少ない部類の中途半端なものであり、旭川市が近いことを考えれば2億円もの費用をかけて(鷹栖地区住民センターの建設費約10億円を面積で割ると図書室部分は約2億円となる)図書室を整備する必要があるのか疑問。コンパクトな図書室にして、その分、長期的に蔵書新鮮度を高く保つなど柔軟な変更も必要ではないか。

A 蔵書についても子供から大人まで、どのような図書室にしていくかという中でこれから検討を加えていかなければいけないと考えています。いずれにしてもできる限り、町民のみなさんの意向に沿った形に持っていきたい。