片山兵衛 活動報告

北海道・鷹栖町議会議員 片山兵衛の活動をご報告します。

29年第1回定例会がはじまりました!

 昨日3月9日から定例会がはじまりました。
 議会は年度ではなく暦年で開かれるため、今回は平成29年第1回定例会となります。

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 1日目となる昨日は最初に町長による「町政の執行方針」、教育長による「教育行政執行方針」の朗読があり、その後、一般質問がありました。

 私を含め6名の議員が質問。

 私は公の施設の運営に関して指定管理者制度の今後の考え方を質問。
 指定管理者制度の評価については、「現在、制度を導入している丸山パークゴルフ場、プラザクロス10、各地区住民センター、パレットヒルズのいずれについても、利用者のニーズに対応した適切なサービスの提供が図られ、町としても使用許可や使用料徴収等の面で事務作業の軽減が図られており、順調に指定管理者制度が浸透し導入の効果があった」とのこと。
 今後については他の公の施設についても指定管理者制度を検討する余地はあるとの答弁でしたが、管理を町民による団体・町内の企業が担う仕組みが前提とのことで、それも含めた検討が必要とのこと。担当課などで事前に確認したところ、管理の受け手不足という問題もあるとのことでしたので、指定管理者制度がうまくいっているからそのまま拡大していくわけにはいかないのだと思われます。

 指定管理者制度を導入する基準はとの質問には、「法律により指定管理をすることができない施設ではないこと、民間事業者が運営可能でノウハウの活用やコストの削減が図れること、行政が主体でなくても平等性・公平性が保てること、これらに加え鷹栖町独自の視点として協働型町民参加の推進」が挙げられました。

 また昨年から調査研究をすすめている体育施設の指定管理については29年度も引き続き調査研究をしていくとのことで、実際に利用することの多い体育協会に指定管理者になってもらうことを前提に協議をすすめているとのこと。
 そういう前提であれば公募しなくてもよいのではないかとも思いましたが指定管理者制度に移行するときには公募するそうです。
 メロディールは体育施設は管理運営方法は異なるため、当面直営での管理を考えているとのことでした。

 鷹栖町では現在指定管理といっても施設の維持管理が主となっていますが、体育施設の管理運営となると内容が異なってくるため、そのへんを含めて考え方を確認したいと思い質問したのですが、あまりうまくいかなかったなと反省しているところです。

 2日目の今日は専決処分の報告、補正予算、条例制定・改正など、平成29年度の予算説明が予定されています。13日には執行方針への質疑、14日には予算審査が行われます。

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 議場ではゆっくり過ごせるようお茶やコーヒーの用意もしてありますので、お時間のある方はぜひ傍聴にいらしてください!

平成28年度第2回国民健康保険運営協議会がありました。

 昨日、18時30分から役場で国民健康保険運営協議会が開催されました。

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 私はこの会の会長を拝名しているため、少し早めに着いて、進行などについて打ち合わせ。
 主な議案は平成28年国保特別会計補正予算と29年度の予算案および制度改正についてでした。

 平成30年度から北海道との共同運営という形になりますが、未整理の課題もあるという状況。委員の方からは「メリットはあるのか」との質問がありました。税率は鷹栖町については上がることになりますが、単純に一時的なメリット・デメリットでは考えられない部分もあります。

 移行への準備期間となる29年度についても「単年度赤字を機金繰入によって補てんしている財政運営の改善に向け、健全化を図る必要がある」とのことでした。

 5月に開催される次の運営協議会ではより具体的な話が出てくると思われます。

予算審査などボリュームたっぷり!3月定例会が近づいています!

 今年もこの時期が近づいていきました。f:id:cardhu12:20170219083911j:plain 

 3月定例会!

 明後日21日からはそれぞれの委員会ごとに定例会に向けた議案の協議がはじまります。予算の審査もあるため、いつもよりボリュームのある内容。
 今回からは予算の説明の際、どんな事業を行うのかがわかりやすい資料も配布されるということで、より具体的なところまで確認しやすくなりそうです。資料が多いため、読み込むのはなかなか大変ですが、しっかり時間をかけて準備したいと思っています。

 一般質問は私は今回、指定管理者制度に関して話題にしてみたいと思い準備中。
 28年度の教育行政方針で「各体育施設の運営について、指定管理にむけた調査研究を進める」とあることや、鷹栖地区住民センターが新しくなるという状況の中、鷹栖町として今後、指定管理者制度をどのように活用していくのか、いままでの効果や課題も含め確認してみたいと思っています。

 3月定例会は3月9日からの予定です!

議会報「孔雀草」165号完成!

 今年になって最初の更新になりますね。
 さっそくですが、議会報「孔雀草」の12月定例会号が完成しました!

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 今回は横向きの表紙。はたちのつどいの集合写真です。
 横長の比率を決めるときに、ビスタサイズとかシネスコサイズの比率にしたいな~と思ったのですが、結局印刷屋さんでたぶん修正されました、笑

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 表紙を開いて最初のページに休日議会の報告を掲載。
 今回からいくつかのページのレイアウト案の作成にInDesignを使いはじめ、慣れない作業にとまどいながらなんとかこんな感じにまとまりました。

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 賛否が分かれた事案に関しては賛成討論と反対討論の要約、賛成議員と反対議員も掲載。

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 モニターの方からのご意見はこうしてみてみると回答の方が目立ちすぎているのでデザインをちょっと変更した方がよさそうですね・・・。

 出来上がって確認すると、いろいろと気づく点も出てきます。次の3月定例会号は予算審査に関しての質疑の内容が入ってくるだけでなく、事務局の担当者が替わったりするので、いまのうちから少しずつテンプレートを考えて、スムーズに作業できるようにしておきたいと思ってます。

 議会報「孔雀草」に関してのご意見などは鷹栖町議会事務局か、お会いしたときに直接お伝えください!

議会報「孔雀草」164号が発行されました!

 今週は月曜日に臨時会~議員協議会その他、火曜日は国保委員研修会、明日木曜日は議会活性化委員会と公務が続いています。

 さて、今週月曜日に議会報「孔雀草」の164号が発行されました。

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 広報広聴常任委員会の委員長になって2号目。
 少しずつですが試行錯誤しながら、内容を充実させています。
 今回は表紙のデザインも変更、目次もより具体的な内容にしたつもり。もっと興味をひくような言葉の選び方など工夫は必要だと思っていますが、まずは少しずつ。

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 議会報モニターのみなさんからの声を紹介するコーナーは、前回はただ紹介するだけでしたが、今回はそれぞれにレスをつけています。

 手にってご覧いただけたら幸いです。
 いろいろと変更点がありましたが、4名の委員と事務局のみなさんのおかげでスムーズに作業がすすみました! 今月からは広報広聴常任委員会も6名体制に戻ります。さらに充実した紙面づくりに努めていきたいと思いますので、ご意見などぜひお聞かせください。

札幌国保会館で国民健康保険運営協議会会長研修会

 10月25日に札幌の国保会館で国民健康保険運営協議会会長研修会がありました。

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 この日は晴れていたので、ちょっと健康のことも考えて、会場まで歩いてみました。札幌駅から30分くらいの場所にあります。

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 13時30分からの研修会。
 表彰式や来賓のあいさつのあと、講演がありました。

f:id:cardhu12:20161101074752j:plain 最初は北海道教育大学名誉教授の笹谷春美氏による「フィンランドの高齢者ケアの理念と仕組みから学ぶ」という講演。
 「ケアの第一義責任は家族と女性にある、とする価値観とそれを前提とするケア政策の見直しが必要」という趣旨で、男女平等と高齢者ケアがすすんでいるフィンランドの政策の紹介がされました。

 その後、平成30年度の国民健康保険制度改正に関する講演が2本ありました。

 予定していた16時30分を30分ほど延長し、内容の濃い研修会となりました。

経済福祉常任委員会の道内所管事務調査レポート

 10月13日(木)~14日(金)に経済福祉常任委員会で道内所管事務調査がありました。

 1日目は恵庭市にある余湖農園を訪問。

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 JGAPの認定を受けながら多品目大量生産を行っている農園で、農産物や加工品だけでなく、収穫やそば打ちなどの体験もでき、総合的に農業で「感動」してもらう取り組みを続けています。

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 年間を通じて生産を続けていて、水耕栽培の様子も見学させてもらいました。

 2日目は午前中に長沼市のグリーン・ツーリズム特区についての視察。

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 市役所を訪問する前に道の駅の直売所の様子をみましたが、朝から多くのお客さんでにぎわっていました。
 特区認定により、旅館業の認定を取りやすくなっており、これにより修学旅行生などを受け入れています。年間3000人くらいの利用があるとのことですが、高齢化により受け入れ可能な農家が減っているという現実も。対応策としては広域化や受け入れ先の拡大なども検討しているとのことでした。

 

 午後からは浦臼町神内ファーム21を視察。

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 「克冬制夏」を目標に掲げ、マンゴーの栽培や赤毛牛の生産を行っていますが、新規就農者育成に関しては、現在休止状態とのこと。
 これ以上は考えられないくらいの好条件でもなかなかうまくいかないとのことで、新規就農者支援の難しさを改めて実感しました。

 調査については今後議会でも委員会として報告される予定です。