片山兵衛 活動報告

北海道・鷹栖町議会議員 片山兵衛の活動をご報告します。

平成29年第1回定例会での質問と答弁(要約)

 定例会も終わり、現在は議会報の編集作業を行っています。今日も広報広聴常任委員会が予定されていますが、とりいそぎ自分の質問とそれに対する答弁の要約を掲載します。

 

【町長の執行方針への質問と答弁】

Q.消防団員の確保に向けた新たな工夫は。女性への呼びかけの推進はしていくのか。
A.新たな手法というのは考えていません。今後も面と向かって若い人たちを勧誘していきます。女性団員について現在のところは考えていませんが、状況の変化に応じ、今後検討していきたいと思っています。

 

Q.移住定住の動画の再生回数を見ると伸び悩んでいる状況と思われる。
動画だけでなくSNSやWEBページについても専門家の意見を取り入れながら効果的なPRをしていく考えは。

A.移住相談会に動画コンテンツを持っていき活用しています。鷹栖町の知名度そのものを上げていくよう地道に努力していきたいと考えています。

 

【教育行政執行方針への質問と答弁】

Q.全国学力学習状況調査で課題があるとされる特定の療育とは小学校の国語で主に知識・基礎を問うものとのことだが、この状況をどう分析し、どのように解決に向けて進めていくのか。
A.全国平均よりは低いが全道平均以上にはなっています。学習支援員や特別支援員の活用により、学力の底上げをしていきたい。

 

Q.体育施設の指定管理は費用面がネックとのことだが、費用が下がらなくてもサービスが向上するのであれば導入の意味があると思うが、費用とサービスのバランスについての考えは。
A.サービスについても体育協会とも丁寧に話ながら慎重に進めていきたい。1年間の中で、雇用など様々な面について慎重に検討していきたいと考えています。

 

【予算審査特別委員会での質問と答弁】

Q.まちづくり懇談会のさらなる工夫とは。
A.総務企画課参事  28年度秋の鷹栖地区と北野地区での懇談会で、週末の開催とグループに分けた座談会方式を試験的に取り入れ好評でした。これらを踏まえ、従来の予算の範囲内でさらなる工夫をしていきます。

 

Q.町史編さん準備のための嘱託職員2名は、どのような方を考えているのか。今回の町史編さんを通じて、若い世代への引き継ぎも考えては。
A.副町長  町史発行は29年度30年度の2カ年をかけて行います。役場職員OB2名を考えています。手法については新年度、着手してから検討したいと考えます。

Q.毎月のごみ収集量や最終処分場の残容量を広報などで知らせることで、意識向上につながるのではないか。
A.町民課長  毎月の数値の報告では、なかなか分かってもらえないと考えますが、効果的な周知については検討します。

 

Q.ごみ分別が多いという町民の声もあるが、6月からの変更により解決するのか。
A.町民課長  本町は循環型計画に基づき、ごみ処理を進めています。試験ごみも含めると、分別の数は現在と変わりません。

 

Q.図書購入費が大幅に増えているが、どのような層をターゲットにして、本を選んでいるのか。
A.教育課長  特に限定ははせず、現状に応じ、それぞれ冊数を増やしていく形で、購入を続けています。

 

Q.実際の図書カードの登録状況などに合わせた選書も必要では。農業の町として、農業関連の図書を充実させるなど特色を出していく考えは。
A.教育課長  登録状況を踏まえた上で購入したいと思います。農業関連の図書についても要望があれば購入していきたいと思います。
 図書カードの登録状況(2,017年3月時点)

 827名登録
 60歳以上 24・3%
 50代     8%
 40代   12・2%
 30代   9・7%
 20代   3・5%
 19歳以下 41・3%

 

 今回の予算では、新しい事業として担い手研修センターの設置(6840万円)がありました。6月からのごみ分別方法の変更も事業費への影響は小さいものの、将来のことを考えたものになっています。
 新年度予算は全会一致で可決されましたが、説明されたような効果が得られるのかどうか、今後もしっかりチェックしていきたいと思っています。